食品添加物や遺伝子組み換え食品、放射性物質や残留農薬など、食の安全性を意識している方も多いでしょう。食の安全性は、健康を維持する上でとても重要な事です。
食べたものは直接私たちの体に入り込み、血や肉となって体を作ります。安全ではないものを摂取したり、誤った知識を身につけたりしてしまった場合、健康を害してしまう可能性があります。
特に身体の成長が著しい乳幼児期や学童期に、安全な食品を食べ、食品に関する知識を身につけることはとても大切な事と言えるのではないでしょうか。
メリット1.生活クラブは安全性が高い!子供に安心して食べさせてあげられる
生活クラブを利用するメリットとして食の安全性が挙げられますが、大きなポイントは主に四つあります。
- 食品添加物無添加
- 生産者が特定でき、安全性が保障されている
- 遺伝子組み換え食品不使用
- 独自の基準で安全性を調査(放射能や残留農薬の基準値)
これらについて、以下で詳しく説明してみたいと思います。
食品添加物『無添加』
食品添加物というのは、食品の見た目や味、品質などを向上させる目的で食品に添加される以下のようなものの事を言います。数えきれない種類のものがあり、特に加工肉や調味料、漬物などに多く使われています。
<食品添加物の一例>
- 食品の色を良くするための着色料や発色剤
- 日持ちを良くするための保存料
- 香りを良くするための香料
- 舌触りをよくするための乳化剤
食品添加物の中には長年使われていて安全性がある程度保障されているものもありますが、食品添加物のほとんどはまだ安全性について確かな根拠がないものが多いです。
また、欧米では規制されている添加物も、日本ではほぼ無規制で使われている場合もあります。海外では危険とみなされているにも関わらず、日本国内では様々な食品に含まれているのという事実を知らない方は多いのではないでしょうか。
生活クラブのソーセージの見た目は茶色く、市販のピンク色のソーセージと比較すると美味しくなさそうに見えます。しかし、その理由は添加物が含まれていないからです。
生活クラブの自社製品は、美味しさと食の安全性が両立するよう工夫されています。少しでも安全性に不安のある添加物は出来るだけ無添加で作られていますので、健康に対して心配することなく親子で安心して食べる事ができます。
生産者が特定でき、安全性が保障されている
スーパーで野菜を買う場合、産地は分かってもそれがどんな農場でどのようにして作られたかわからない場合が多いでしょう。加工品においては、消費者が原料の産地を調べる事は難しく、具体的な原材料名すら完全にわからない場合が多いです。
一つの商品がどこで誰によってどのようにして作られたのかという事は、食の安全性と密接に繋がっています。
生活クラブで購入できるすべての食材は、組合員が生産者を訪ねてその安全性をしっかりと判断したもの。自分で色々と調べる手間なく、安心して食べる事ができますね。
遺伝子組み換え食品『不使用』
遺伝子組み換え食品というのは、生物の遺伝子情報を人為的に組み替える技術の事です。遺伝子組み換え技術の歴史はまだ浅く、短い期間の実験結果だけを元に許可されていて、今後その技術によって生まれた食物が人体や環境にどんな影響を及ぼしていくのかはまだわかっていないと考えた方が良いでしょう。
実際に、遺伝子組み換え食品による影響として懸念されているのは、「食物アレルギー」や「がん」など原因不明な病気です。
まだそれらの因果関係が立証されたわけではありませんが、安全性が完全に保障されているものではないと考えるべきでしょう。
生活クラブの食材は、原則遺伝子組み換え食品不使用のものだけを扱っているので、安心です。
独自の基準で安全性を調査(放射能や残留農薬の基準値)
食品に含まれる放射性物質や残留農薬は、国で定められた基準値があります。
しかし、基準値を守っていれば絶対安全かというと、そこには疑問が残ります。人によって摂取する量に差はありますし、その基準値の明確な根拠が示されていないからです。生活クラブは独自の調査により、放射性物質や農薬の残留値を調べ、できるだけ低いものを選ぶことと、その情報の開示を行っています。
メリット2.親子で食に関する知識を身につけられること
味や見た目の違いとその意味を話すきっかけになります
例えば、生活クラブの鶏卵の黄身の色はレモン色をしています。市販されている卵の黄身のほとんどはオレンジ色をしているので、オレンジ色の黄身に見慣れていると、卵を割った時、とても驚きます。
しかし、黄身の色は、ごく一部の天然のものを除くと、そのほとんどが飼料に着色料を入れて色付けしているのです。オレンジ色の方が美味しく栄養価が高く見えるからです。生活クラブの卵を一緒に割ってみて、子供とそんな会話ができると良いですね。
ちなみに、味や見た目の違いについては、毎週のカタログで情報を得る事ができます。
消費者としての価値観について教えるきっかけになります
味や見た目の違いが分かるようになったところで、どの商品を選ぶかという事について家族で話し合ってみると良いかもしれません。
味の違いがそのままダイレクトに価格に反映されるという事や、味の違いが生産過程の違いと関連しているという事がわかってくると、子供たちの「消費者」としての価値観を形成する第一歩になります。
たくさんの情報や商品があふれる現代なので、選んで買うという事はこれからますます大切になってくることでしょう。
生産の現場を訪れることができます
生活クラブでは、定期的に食に関する様々なイベントが行われています。
生産者を訪ねるツアーや食肉の解体ショー、田植え体験や製油工場の見学会などです。
様々な食材が衛生的な個包装で販売されている現代、子供たちはそれらのものがどうやって育てられたのか知る機会がほとんどありません。
生活クラブでのイベントに参加すれば、普段自分達が口にしている食材がどのように作られているのかという事を知るとても良いきっかけになります。
メリット3.生活クラブを利用すると、添加物に頼らない味覚を身につけやすくなります
上記の写真は市販のコンソメに含まれている原材料名表示です。「調味料(アミノ酸等)」という表示で書かれることの多い化学調味料は、ほんの少量でもしっかりとした旨味を感じさせてくれることから、顆粒出汁や固形スープの他、加工食品やお菓子など様々な食品に使用されています。
化学調味料を毎日食べ続けていると、化学調味料が入っていない食品の味が薄く美味しくないと感じてしまう程。その効果は強力です。
本来旨味成分は、昆布やカツオ節などの天然の食材に含まれているもので、それぞれ微妙に異なる風味を持ちます。日本や世界の伝統的な料理は、そのような様々な種類の旨味を組み合わせたり使い分けたりすることによって、幅広く奥深い味を受け継いできました。
化学調味料の強烈で一辺倒な旨味に慣れてしまったら、このような味覚の機微さは身に付きません。無添加食品を選ぶという事は、子供の味覚形成にとってもとても大切な意味を持ちます。
生活クラブの食材は、化学調味料に頼らない味付けを実践しているので、味覚形成が行われる幼少期に生活クラブの食材を選ぶことは大きなメリットになります。
まとめ
赤ちゃんには安全な物を食べさせてあげたいと思った方は、生活クラブは要チェックです。
生活クラブは、生協(生活協同組合)なので、通常のネットスーパーとは異なる点もあります。
まずは資料請求して、どんな食材をどのような価格で購入することができるのか、また具体的な注文方法などについて詳しく話を聞いてみてはいかがでしょうか。
不安な事やわからない事などもまとめて聞いてみましょう。
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