長男の離乳食開始と同時に加入した生活クラブですが、あっという間に4年間が経過しました。
生活クラブの食材で育ってきた長男は、毎晩の食事を食べて、その食材名や味付けに使った調味料を当てるという得意技を持っている程です。
素材の繊細な味が分かるという事は、しっかりとした味覚が身についているという事。
化学調味料無添加で、美味しい素材にこだわる生活クラブの消費材のおかげだなと感じています。
一方で、4年間使ってきたからこそわかる生活クラブのデメリットもあります。
今回はそんなデメリットと、それに対する対処法についてご紹介します。
デメリット1|生活クラブの料金は正直けっこう高い!予算決めは大事
生活クラブで扱われている食材や諸経費は、実店舗のスーパーや他のネットスーパーに比べると比較的高いものが多いです。
具体的には、料金のコラムで触れていますのでこちらでは触れませんが、それをどう節約するかについて説明したいと思います。
消費材(商品)の値段が高くて節約できない
生活クラブの消費材(商品の事)は、美味しさと安全性を両立させるように作られています。
そういった経緯から、自然と品質が高いものが取り扱われています。
例えば生活クラブで取り扱われている豚肉は、平田牧場で飼育されているブランド豚、三元豚のお肉
です。
通常ならブランド豚が食卓に上がる機会は特別なイベントでない限り、ほとんどないでしょう。
しかし、生活クラブの食材を注文すると、ブランド豚を日常的に食べる事になります。
当然ながら、ブランド豚の値段は、市販されている豚肉よりも高くなっています。
一方で、生活クラブでは生産者と直接取引し、且つ共同購入することによって、ブランド豚の通常の販売価格よりも割安で仕入れる事ができるというメリットもあります。
生活クラブの節約方法!使い分けが大事
我が家では、毎月の注文の際に大体の予算を決めています。
5千円~8千円の間で必要な消費材を購入するようにしており、調味料や油等を購入してもできるだけ1万円は超えないようにと心がけています。
自分にとって一番重要と考えている消費材は必ず購入し、生活クラブでは買えなかった食材は地元のスーパー等で購入しています。
そうすることによって、家計の管理がバランスよくできるようになってきました。
購入品以外で払う諸経費
生活クラブは生協なので、加入者はお客さんではなく組合員という立場になります。
自分達の出資金によって自分達で運営していくという組織なので、それに応じた諸経費(運営に必要なんです)が発生します。
具体的にどんな諸経費が必要になってくるのかについては、料金についての記事で解説しています。ここでは以下の二点について触れてみます。
- 出資金
- 「生活と自治」購読費
料金についての記事はこちら▼
毎月1000円の出資金……退会時に全額返金!
月々1000円の出資金が必要になります。年間にすると12000円。
ちょっとした貯金になりそうな金額です。
消費材の料金の支払いと同時に引き落とされるので、最初はお財布状況がちょっと厳しいかなという気分になりました。
しかし、消費材の料金に比べ、出資金は積み立て貯金のようなもの。
最終的に退会する際には、加入時からの出資金合計額が全て返金されます。
今では出資金は積み立て貯金と思って、定期的にいくらくらい貯まっているか、わくわくしながら確認するようになりました。
「生活と自治」という刊行物への支払い
月々100円、年間にして1200円の支払いが発生します。
こちらは経費なので払い戻しはありません。
また、組合員全員の購読費によって制作されているものなので、購読しないという選択もできません。テレビの受信料のようなイメージです。
内容は食の安全性についての様々なコラムや調査結果が書かれている他、生活クラブの消費材を使ったメニューの紹介などもあり、とても読みやすくためになるものです。
私は自分の勉強代だと思って毎回しっかりと目を通すようにしています。(料金も払っていますしね。)
デメリット2|配達時間の融通が利かなくて不便
配達日には、基本的に在宅している必要があります。
時間もその日の配達状況に応じて1時間から2時間程度の幅があります。
時間指定や再配達のネット配送に慣れ親しんでいる方にとっては、最初はものすごく不便に感じるでしょう。私もそうでした。
不在時の対応としては、玄関先に配達ボックスを用意しておき、配達員の方にそこに入れてもらうというようなやり方があります。
保冷剤も入れておけば、数十分から数時間の不在であれば特に問題ないでしょう。
ただし、真夏や日差しが強い場所は難しいかもしれません。また盗難なども心配でしょう。
我が家はマンション住まいなのですが、有難い事にマンション内に不在時はボックスを置く場所を確保してもらっています。
日陰で空調の効いた室内という事で、真夏でも配達時間を気にすることなく外出できます。
マンション住まいの方は、一度管理組合に相談してみると良いかもしれませんね。
デメリット3|梱包が丁寧な分、ごみがたくさん出て困る
生活クラブの消費材は、冷蔵品や乾燥品、野菜など種類に応じて別々のビニール袋に入ってきます。
また、毎回カタログや運営に関するチラシなど、たくさんの印刷物を受け取ります。
我が家ではインターネットで注文をしているので、基本的に紙のカタログは不要です。
2019年4月から、紙カタログの回収が開始されました!
毎週回収してくれるので、負担が減って嬉しいです~!
生活クラブは資源ごみの回収をしてて、リユースしている
生活クラブでは指定の瓶、商品の入っていたビニール袋(冷蔵・乾物などをひとまとめにしている袋)、卵のパック、カタログ(2019年4月から)など、商品の配送時に回収してくれるサービスがあります。
自治体でも資源ごみの回収はしていますよね。
しかし、その資源ごみの回収やリサイクルには膨大な税金が使われているんです。
その点、生活クラブの資源ごみ回収を利用したら、0円で済みます。
リサイクルではなくて「リユース」なので、ラベルをはがしたり傷つけちゃダメなど注意事項は細かいのですが、みんなが気持ちよく使うためです。
私は、瓶をリユースするために、商品自体を大事に扱うようになりましたよ。
環境のためにも、我が家のゴミ削減のためにも、できるだけ資源回収に協力するようにしています。
生活クラブは高いし胡散臭いけど……こだわりが強い生協なんです
生活クラブって、何か胡散臭くない……?
生活クラブは、添加物無添加や商品や成分に強いこだわりがある方の加入が多い生協です。
こだわりが強いので、初めてHPを見た時は少しちゅうちょしたのを覚えています。
今回、生活クラブのデメリットをまとめてみると、4年間使っていて大きな不都合を感じたという事ではなく、最初は戸惑ったという事が多いと感じます。
使っているうちに、生活クラブはこういうやり方なんだというように、だんだんと慣れてくるかと思います。
もちろん、そのやり方が合う人も合わない人もいると思います。
合わなかったら、退会すればいいんです。
入会金も退会金もかかりません。
ただ今回の記事を読んで、デメリットも工夫次第で特に不都合に感じなくなるという事も分かっていただけたら嬉しいです。
生活クラブの最大のメリットは「安全性!」そちらの記事もあわせて読んでみてください。
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